【WCSレートs12最終1884 30位&INC1800達成構築】雨過天晴オーガネクロ式トリル展開構築
初めましての方は初めましてマイケルと言います。
今回はWCSレートの構築記事となります。
私自身ダブルを本格的にやるのは6世代のgs以来なのでかなり構築の穴やプレイングも雑だったかと思いますがそれでもここまでの結果を出すことができたので今回記事にしようと思いました。
構築の意図としてはまずこのルールで最強レベルと言われるオーガを使いたいということから始まりました。しかし、最強ということもありかなりメタがされやすく、特にルンパッパがきついと思いました。そこでトリル下で殴れば耐久にも回せつつ高火力を押し付けることができるのでトリル軸にしました。その相方として自分自身も火力がありトリルを覚える黄昏ネクロズマに目をつけました。そしてトリルだけのs操作では不安もあり、追い風展開しつつオーガの苦手な草タイプに強いトルネを採用。そしてこのルールほぼどの構築にも入るガオガエンを入れます。あとは猫騙しでのトリル稼ぎをさせない+黄昏ネクロズマの火力UPも兼ねてカプ・テテフを採用。最後に最後にネクロズマが威嚇入るとお着物になりやすいのでそれを抑制できてトリル下のエースになれるラランテスを採用しました
それでは早速単体考察の方に移りたいと思います
1、カイオーガ@しんぴの雫
控えめ H252 C252 D4
しおふき、ねっとう
かみなり、まもる
この構築のエース。ほんとに強くて潮吹き打ってるだけで勝てる試合もありました。技構成はかなりテンプレで根元の波動を入れてない理由はワイガ持ちがいた場合止まってしまうのと安定しないので入れませんでした。メガネでさらに圧力をかけていくのも良いと思いましたが拘ってしまうと動かしにくいのと雫でも潮吹きはかなりの火力が出るのでこの形になりました。
かなり使いやすかったです。ですが、少し調整が雑だったかもしれないのでせめてhdを臆病ゼルネのc↑2のムンフォくらいは耐える調整にすればよかったかなとは思いました。
2、ネクロズマ(黄昏の鬣)@サイコシード
勇敢s0 H252 A228 D28
トリル要因兼アタッカー。こいつは自分がトリルをはれて高火力で殴ることができるためかなり自身で完結しており使いやすかったです。このルールはどうしてもはたき落とすが強かなってしまうので弱点突かれてしまうエスパーやゴーストはかなりの致命傷を受けてしまいます。そこでフィールド張ったときに発動するシードであれば持ち物を使うことができるのではたきの火力を下げることができ確定数が変わります。それに加えてd1↑するとスカーフオーガの潮吹きでも半分くらいのダメージで抑えることができるのでかなり安定してトリルをはれました。hdのラインとしては控えめcぶっぱシャドーレイが最高乱数以外2耐えできるように振って残りをaに回しました。
技構成として上3つまではほぼ確定として@1はかなり自由に組み替えられます。シャドクロはファントムガードをはがせればルナアーラを1発で持っていけます。はたきでない理由は最近ナモ持ちが増えてはたきの威力を下げて落とさなくなってしまうため入れませんでした。瓦割りはガエン、ディアルガ、ナットレイ、カミツルギとオーガと合わせて見にくい相手に打点がもてるため、腐りにくくなります。ここら辺は好みでレートでは瓦割りを使ってましたがINCはさらにルナアーラが増えると予想したのでシャドクロを入れました。結果としてはルナアーラ入りがそこそこいたので変えたのは正解だったと思われます。
3、トルネロス@マゴのみ
穏やか H244 D236 S28
ぼうふう、おいかぜ
ちょうはつ、あまごい
追い風要因。トリルだけではs操作として少し弱いと感じたので追い風ができつつ草に弱点がつけるトルネロスを採用しました。こいつがいることでグラバナにかなりの確率で勝てることができるのでネクロズマが弱点突かれてトリルがはれなさそうなときは積極的に出しました。
調整はhdを控えめオーガの雨下ダブルダメ潮吹き耐えまで降ってちょうどピンチベリーが発動。sを最速70属抜き(主にルンパッパ意識)まで降りました。csで襷を持たせる型もありますが今回襷は別のやつが持っているのと襷にすると守るを入れないとすぐ腐ってしまいますが入れるスペースもなかったので今回は耐久に振って場持ちを良くしました。
技構成もこれで完結してると思われます。グラードン入りには雨乞い連打してればいつかグラードンが出てきて倒れていくのでオーガと並べたら基本的に負けないです。かなり器用で小回りがきいて害悪系統にも強かったので安定して勝てた印象はありました。
意地っ張り H236 A116 B4 D124 S28
フレアドライブ、はたきおとす
ねこだまし、とんぼがえり
最強。ほんとにこのポケモンを入れない理由を問いたいほど強いです。威嚇持ちで猫、蜻蛉ができつつ炎悪という体制をもちタイプ一致ではたきを当てる。弱いところが見つかりません。ダブルやってる人ならこいつの強さはわかりきってると思うので割愛します
調整はa11n、s追い風下100属抜き+最遅90属-1
臆病 B4 C252 S252
ちょうはつ、サイドチェンジ
トリルサポート役。こいつは主にネクロズマと一緒に出してトリルのアシストをします。まず流行りのトルネロスにはフィールドをはることで挑発を防げてそれ以外の挑発や吠える持ちにはサイチェンでごまかしていました。挑発はトルネロスを自分が選出した際、フィールドによってこちらの挑発が打てないと油断したところにテテフで挑発することにより相手の行動を制限させます。そしてメインウェポンであるショックとムンフォを入れました
調整もcsぶっぱとなっています。最速なのはオーガのs判別をしたかったからです。上を取られていればスカーフ確定なのでネクロズマが潮吹きを耐えて、遅ければショックで削れば潮吹きのダメージを下げることができてかなりの確率でトリルがはれます。あとは遅いゼルネとかに上から挑発でジオコンを封じられるのもかなりでかいです。ここらへんのsラインはかなり際どいのでs判定できるのは本当に偉いです。
6、ラランテス@バンジのみ
勇敢s0 H252 A252 D4
リーフブレード、ばかぢから
はたきおとす、まもる
トリルアタッカー2。こいつは天邪鬼により威嚇が効かず馬鹿力で自身の火力を上げることができて優秀です。特にネクロズマの火力を下げるために威嚇持ちがよく出てくるのでネクロズマと並べたら相手は威嚇を入れないとネクロズマの火力で押し切られてしまうが威嚇を入れてしまうのラランテスのaが上がってしまうという厄介なことになるのです。あとはこいつの偉いところがa↑1馬鹿力でhぶっぱガオガエンが確1で持っていけます。この環境でガオガエンを一発で持っていけるのはとても強いです。胞子も効かないので攻撃することはできますがバレルには結局弱点を突かれてしまうので辛いことには変わりないです
調整もhaぶっぱで技構成もかなりテンプレのものとなっています。あと技の候補としてあげられるのがゼルネの弱点をつける毒づきと晴れ下ならば1ターンで打ててh振りグラードンをいい乱数で持っていけるソーラーブレードとかになると思います。
s12で使用していた個体
ルンパッパ@いのちのたま
控えめ H4 C252 S252
ねっとう、くさむすび
もとはオーガを厚く見るために入れました。しかし、トリルとの相性も良くないし流行りのトルネロス入りのオーガに勝てないと判断したので構築から外れました。
しかし、ルンパッパを入れたオーガネクロをINCでは何回か見たので弱くはないと思います。
選出
基本選出
テテフ ネクロ+オーガorガエンorラランテス
グラードン入りやトリルが刺さらない構築
トルネ テテフ+オーガ ガエンorネクロ
まとめ
構築としてはかなり綺麗にできたと思います。トリルをはればどれもパワーがあるので相手は守りの姿勢に入ってしまいかなり窮屈な立ち回りを要求させることができるので読みもそこまで深くなくても勝つことができました。ただ、どうしてもトリル依存になってしまうためはれなかったら即負けみたいな対戦もありました。そしてなによりもバレルがきつかったのでそこに対する対策を用意しておくべきかなとは思いました。
参考程度にs12での最高レートの画像とPGLの順位を貼っておきます
追記
INCの結果が出ました
最終レート1806
順位 日本122位 世界146位
感想
今回久しぶりにダブルをやってみましたけどとても楽しかったです。特にメガとZがない環境ということもありどの禁伝も活躍可能でどれもワンチャンあると思いました。そのうえ不意のZでの崩しとかもない為本当にプレイヤーの力が試されるルールだと実感しました。正直サンルールはいろんな可能性が秘めているのでもうすこしやってみたい気持ちはあります。
INCの手応えとしては18乗ったもののそれ以上の人たちが多くいるようなので正直抜けるのは厳しいと思われます。それでも目標としていた18を超えられたので悔いは残らないと思っています。正直ここまで来るのに自分1人の力では到底無理でした。個体を提供してくれた人、構築相談や精神面での相談に乗ってくれた人、そしてここまで応援してくれた人本当にありがとうございました。
今回のINCが終わったのでサンルールはもうやらないと思いますが次のムーンルールもちゃんとやっていく予定ではあります。まだ結果がどうなってるかわからないですがムーンでこそはINCを抜けることを次なる目標として頑張っていきたいと思います。
最後になにか質問等がありましたらTwitter(@Michael_pokemo)までお願いします